いよいよSPARCもクラッドコアの時代に突入ですね

富士通さんとの共同開発を進めている成果が順調に現れているようで、UltraSPARC Tシリーズ以外のノーマルSPARCチップでもクラッドコア製品の提供が開始されたようです。

クロックが2.7GHzへ向上したにも関わらず、従来のSPARC64 VIと比較すると消費電力も44%低くなっているそうで、もう他社のチップにも負けていない状況に返り咲いたようです。主要CPUの性能がこれだけ向上したなら、今後のSunさんの業績も急回復しそうな予感がします。

発表されたSPARC64 VIIでは、1CPUに4コア、8スレッドが実装されていて、最上位モデルのSPARC Enterprise M9000では最大で64CPU、256コア、512スレッドと言うとてつもないスペックが実現されており、もう1つのOS環境で全てのCPUリソースを使い切ることは不可能になるのではと心配になってしまいました・・・。(^o^;