Solarisの/tmpに永続化が必要なファイルは置いてはいけないプチネタ

Solaris使いには当たり前のお話ですが、 Solaris環境で/tmpディレクトリはメモリファイルシステムになりますので、恒久的に保管したいファイルなどをこのディレクトリに格納するとリブート時に見事に消えてなくります。他のUnixと同じように作業ログなどを保管する一時領域として利用する場合は、/var/tmp/ディレクトリを利用する必要が有ります。

ブート時に消えても良い一時ファイルを作成したり、読み書きしたりするアプリの場合、こちらのマニュアルに記述されているようにtmpfsを用いると性能が向上可能なようですね。

以前、テスト用DB環境を/tmpディレクトリ上に構築し、リブート後に消えてなくなってしまった話を聞いたことが有りますので、Solarisに不慣れな方は注意が必要ですね。