『俺は、中小企業のおやじ』を読みました
最近、身内がスズキのワゴンRを購入したので、スズキ社長の鈴木修さんが書かれた『俺は、中小企業のおやじ』を読んでみました。社長に就任してから約30年間で売上高を約10倍の3兆円まで成長させた凄い社長さんらしいですが、自社が大企業と呼ばれることが嫌いとのことです。
- 作者: 鈴木修
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/02/24
- メディア: 単行本
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(かなり謙遜されて書かれていますが、)行き当たりばったり的な経営の中で幸運にもアルトと言う大ヒット車種が生まれたお陰で会社が継続的に成長できたと言う感じの内容です。
でも、無借金経営による身の丈に有った経営を実施したり、トップシェアを取れると睨んだインド市場で大成功(ここでのインド人の関係者とのやり取りも面白かったです)したり、撤退することになったスペイン進出でも最終的には部品提供で失敗を帳消しにしたりと30年間の継続的な成長を裏付ける話がたくさん書かれています。
個人的には継続的に成功するためにはお客様に対して正直に自分の身の丈に有ったサービスを提供することが重要なのかなと感じました。
ちなみに、私が初めて所有した車はスズキのカルタスでした。(^-^)