最新版のRed Hat LinuxはフルオープンソースのJava実行環境になったそうです

既に @IT などの多くのサイトで取り上げられていますが、先日、Red Hat さんが発表された Red Hat Enterprise Linux 5.3 で正式にOpenJDKが取り込まれたそうです。

これでサーバサイドJava実行環境に必要な OS(Red Hat Enterprise Linux)、JavaVM(OpenJDK)、APサーバ(JBoss) の全てのレイヤーをオープンソースで揃えることができるようになり、Red Hatさんがこれら全てをサポート可能になったそうです。

個人的には『ソースの内容が分かるので、不具合が有っても自分たちで対応できる』と言うオープンソースの建前は、実際のところ、ちゃんとソースコードが読めるエンジニアがいらっしゃらないと実現できない話なので、殆どの開発現場では無理だろうなと感じているので、システムが大規模になってくるとRed Hatさんのようにオープンソースを有償でサポートするサービスの活用が重要になってくるかなと思います。

でも、日本では『オープンソース = 無料』と言う意識がまだまだ強いのかなとも感じるので、この意識を変えていくのは結構大変かなとも思ってしまいます。

ちなみに偉そうなことを言っても、私のスキルではオープンソースソースコードを読むなんてとても無理です・・・。(^o^;