『自動車新世紀・勝者の条件』を読んでみました
最近は妙に電気自動車に興味が有るので、『自動車新世紀・勝者の条件』と言う本を読んでみました。内容的には NHK スペシャルで放送された 自動車革命 と重なる部分が多いですが、テレビではアッと言う間に説明が流れてしまったスマート・グリッドの概要などをゆっくり理解することができました。やはり書籍のように自分のスピードで理解できるメディアはしっかりと勉強したい時に便利だなと今さらながら再認識しました。
- 作者: 日本経済新聞社
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 44回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
電気自動車の話題を理解すると IT 業界と類似している気がするので妙にワクワクします。例えばスマートグリッドの考え方って、現在、主流の電力はどこか遠くの巨大な発電所から送られてくる考え方を覆す、自宅などの身近な場所で発電すると言うアンチクラウド的(アンチ発電所的)な考え方に近いなと感じました。
IT 業界のクラウドは 100年程前に電力業界で起きた流れと似たことが起きていると言われますが、クラウドの次の流れはアンチクラウド的なコンシューマ部分の処理とクラウド的なデータセンター側の処理で分散される方向に行くのかなと考えてしまいます。そんな考え方に近い Windows Azure って実は凄く先を行っている製品なんでしょうね。個人的には凄く嫌ですが・・・。(^o^;