日立のサーバ仮想化技術『Virtage』が凄そうです

ちょっと古い話題ですが、こちら@IT さんのページで説明されている日立製作所さんのサーバ仮想化技術『Virtage』が、H/W に近いハイパーバイザとのことで性能劣化も少なく H/W レベルで仮想化を実現するとのことです。

Virtage は以前よりブレードサーバの BladeSymphony 向けに提供されていた H/W レベルの仮想化技術ですが、今回の発表では Virtage 上で VMware ESX、Xen などを動作させることが可能になったとのことで、更に柔軟な仮想化を実現するシステム構成が可能となるようです。(@o@;

その上、BladeSymphony では サーバブレード間SMP機能 と言うブレードサーバとしてはかなり珍しい機能も提供されています。通常のブレードサーバならサーバーモジュール単位で 1台のサーバマシンとしてしか機能しないところを サーバブレード間SMP機能 では複数のサーバモジュールを結合してより大きなサーバマシンとして提供できるようになるそうです。1つのハードの中を区画を定義して小さなサーバとして利用することもできるし、ハードを組合わせてより大きなサーバとして利用することもできる夢のような技術かなと思います。

今後 は Intelさん や AMDさん も 1つの CPU にマルチコアを搭載することが当たり前になっていくようなので、近い将来、8コアの CPU を 2つ搭載したブレードを 4台結合して合計 64コアの SMP サーバとして利用するような時代も来るんでしょうね・・・。(^o^;