マーク・アンドリーセンさんが3種類のプラットフォームを語っています

先日の日記で記述した大規模分散処理に関連した話ですが、既にnobusueさんもBlogで紹介されているように『Mosaic』の開発者として有名なマーク・アンドリーセンさんがWebの世界の現状と未来を語っています。

詳細は以下のページを読んで頂きたいのですが、将来はどこかで動作している大量のサーバやストレージを一つのプラットフォームとして利用することが当たり前になるようです。既にGoogleさんの各種サービスはそのような基盤の上で動作しているとのことで、もう時代の流れはその方向に向かっていることは確かのようですね。

また、AmazonさんはRed Hatさんと協業し分散実行基盤のEC2(Elastic Compute Cloud)上でRed Hat Enterprise Linux用ソフトウェアを実行させるサービスを発表されました。

私の中では5年以上前にこのような大規模分散実行環境(特にグリッド技術)は化学技術計算のような用途でしか利用できないと片付けていたのに、実際はこの手の技術は開発が進められていて分散実行環境上でLinuxイメージを動作させるところまで進化していたようです。(@o@) この考え方に近い技術として元DECさん(現HPさん)のTru64 UNIX上で動作するTruCluster Serverも有りますが(ちょっと強引ですが…)規模が違い過ぎますね〜。

さらにこの技術が進歩して通常のLinux上で動作するDBサーバ、Java APサーバなどがそのまま動作するようになると難しいことを気にすることなく超大規模分散実行環境でのローカルトランザクションなんて奇妙な組合せが利用できたりするようになるんでしょうか・・・。(^o^;

Amazonさんのサービスは有償とのことなので 気軽に検証することはできませんが ちょっと身構えてしまいますがnobusueさんからの情報によるとそんなに掛からないようです。私はこのEC2やS3の話を聞いた時にJavaが発表された時と同じくらいワクワクしてしまいました。

ちなみにマークさんは私と生年月日が2日違いとのことで個人的に親近感を持っているので、また第一線に戻ってきて新しいプラットフォームを実現して頂きたいものです。(^o^)/