OpenVMSが30周年だそうです

今まで触る機会が全く有りませんでしたが一部のコアなエンジニアにはUnixよりも洗練された最強OSと言われているとのことで、以前より興味は有りましたが、そのOpenVMSが誕生から30年経ったようです。

以前、クラスタリングウェア製品に関わっていたので、複数のサーバをあたかも一つのサーバのように見せるVMSclusterは、いったいどういったアーキテクチャで実現しているのかかなり興味が有ります。

最近流行りの仮想化技術は1つのマシンの中で複数の論理的なマシンを動作させるに留まっていて、グリッド技術は各ノードに処理を割り振り、結果を集約するサーバが必要なので1つのサーバとして利用するイメージでは有りません。もちろん、Oracleさんのグリッド技術(RAC)は複数のマシンのDBキャッシュをレプリケーションしたり、ロックを調整する仕組みがメインなので一般的なグリッドの考え方にも程遠い感じです。

最近は大量の要求を処理するために複数のマシンを並列に動作させることで対応する考え方も有るかと思いますが、VMSclusterを利用すると1つのマシンのように管理可能となるのでOpenVMSの価値が見直されると良いなと思ってしまいます。(^o^)/