Sun Cloud はかなり注目ですね

先日、発表された『Sun Cloud』ですが、発表された内容で本当に動作するとしたらかなり使い易いクラウド環境が提供されるようです。ビジュアルにHadoop環境なども構築可能となり、定義したシステム全体を保存して再利用ようなことも可能となるそうです。(@o@;

クラウドシステム全体を仮想的に簡単に管理する仕組みを実現すると理解すると分かり易いのかなと感じました。やっとSunさんが本領を発揮したクラウド環境が提供されるようになるのかなとワクワクしてしまいました。

また、同じページの後半で紹介されている『OpenSolaris 2009.06』もかなり良い感じです。ZFSSSDがサポートされたり(こちらは以前からサポートしているようですが)、仮想化に対応したネットワークスタックのCrossbowを用いるとある仮想サーバが利用するNICの帯域を動的に変更することができたり、DTraceによるNFSFTPなどのプロトコルレベルでのパフォーマンス監視が可能となるようです。どうもやり方次第では今までのUnixの常識を超えて自由自在に何でもできるプラットフォーム向けOSが完成した印象です。(少し大げさだったり、そのようなことを実施するにはかなりのスキルが必要になるかとは思いますが・・・)

同じページの最後でも似たような内容でまとめられていますが、『System as a Service』と言う新しい『SaaS』の考え方が実現されたサービスとなりそうですね。これでOracleさんとSunさんが一緒の会社になったらかなり凄いことができそうですね。(^o^;