IBM による Sun 買収の噂は、ちょっとビックリしました

Unix

既にいろいろなサイトで話題となっていますが、IBMによるSun買収の件はUnix大好きエンジニア、かつ以前Java関係の仕事に関わっていたエンジニアとしてはかなりビックリしました。

Sunの株価が一番上昇していた時代を知っている人間としては、あのイケイケだった会社が業績悪化のため身売り先を探していたと言う話はちょっと信じられませんでした。

SPARCチップもSolarisも良くできた製品なのでどのような形でも存続してもらいたいものです。でも現実的には以下のような感じでIBMの既存製品にSunの技術を組込むくらいが良いところでしょうか。(@o@;

  • UltraSPARC Tシリーズのノウハウを用いてPowerチップのマルチコア／マルチスレッド化の実現 （アーキテクチャ的には無理な話かも知れませんが）
  • AIXとSolarisの良いところを組み合わせた新しいUnix OSの開発 （個人的にはSolaris版SMITが提供されると嬉しいです）

これも時代の流れなのかも知れませんが、個人的にはH/Wベンダーの買収話ではDECがCompaqに買収された時以来の衝撃です。この後にCompaqがHPに買収された際に素晴らしい技術の開発がストップしてしまった事が有りましたが、きっとこの買収後にもSunの素晴らしい技術の幾つかは同じ運命を辿るんでしょうね・・・。(>_<;