『クラウド化する世界』を読みました
こちらのquitadaさんのBlogでも紹介されている『クラウド化する世界』を読み終えました。
約100年前の自家発電の時代がいつしか電力はどこか遠くに有る大きな発電所から提供されることが当たり前になったことが、現在のクラウドコンピューティングのようにどこか遠くのインターネットの中に有る処理能力を利用するようになってきた事に類似していて歴史は繰り返すような話から始まり、Googleが目指すところは人工知能だと言う話から最終的には巨大なワールドワイドコンピュータは自立的に物事を考えるようになる流れを経由し、最後に宇宙全体は1つの巨大なコンピュータのように行動していると言うところまで行き着いてしまう内容で非常に面白かったです。
- 作者: ニコラス・G・カー,村上彩
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/10/10
- メディア: 単行本
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最後の方は以前の日記で書かせて頂いた 銀河ヒッチハイクガイド に近い話になったので、SF小説を読んでいるような感覚のまま読み終えました。
それ程テクニカルな内容の話ではないですが、『クラウド』と言うキーワードを理解するための書籍として凄くお奨めですね。(^o^)v