SPARC Enterprise T5440の性能にクラクラしてしまいそうです

10/13にSunさんと富士通さんよりリリースされた SPARC Enterprise T5440 の性能がとんでもないです。8コアを搭載し、1コアあたり8スレッドが動作する UltraSPARC T2 Plus プロセッサを最大4つも搭載可能なので、256スレッド(8スレッド x 8コア x 4プロセッサ)が利用可能と言う驚愕のスペックを実現されています。(@o@;

さすがに UltraSPARC T2 Plus プロセッサを4つ搭載するサーバだと最低でも定価で1160万円もしますが、これまで Sun Fire E25K で100個以上のスレッドを利用可能だったのですが億単位の価格になるはずなので、わずか4Uのサイズでこの環境を実現するT5440はとんでもないコストパフォーマンスを実現していますね。

もちろん、この2つのサーバでは個々のCPU性能とか利用される用途が違っているので単純な比較はできませんが、Unix大好きエンジニアからすると mpstat を実行した際に画面に納まり切れない256個のCPU情報が表示されることを想像するだけでクラクラしてしまいます。(^o^)v

また、いろいろとベンチマーク結果でも世界記録を樹立されているようですね。例えば SPECjAppServer 2004 でもシングルサーバ部門で驚愕の 5836JOPS と言う性能をたたき出しています。しかも、DBに同じ T5440 を用いた環境での結果とのことなので、これまでDBサーバ用途には向かないと言われた UltraSPARC Tx系 プロセッサのイメージを覆す結果となっています。

個人的にはこんなに凄いサーバを提供する技術が有るSunさんなのに最近また赤字を発表されていたのが不思議です。(^o^; # 大きなお世話ですが・・・