Solarisが提供するもう一つのshutdownコマンド
(別に知っている人は知っている情報ですが) Solarisで通常利用されるshutdownコマンドはシェルスクリプトとして実装されていますが、不幸にも何らかのトラブルでこのshutdownスクリプトが動作しない場合に、もう一つのshutdownコマンドを覚えておくと便利です。
以下の画面の作業手順を解説します。
- unameコマンドでOS環境を確認
- whichコマンド通常のshutdownが何処に有るかを確認
- fileコマンドで/usr/sbin/shutdownがshスクリプトであることを確認
- fileコマンドで/usr/ucb/shutdownが実行形式のバイナリであることを確認
- /usr/ucb/shutdownを用いてリブートを実施
/usr/ucb/shutdownのオプションは他のUnixのshutdownと同様に -h、-r となります。
- システム停止の場合
# /usr/ucb/shutdown -h now
- システム再起動の場合
# /usr/ucb/shutdown -r now
以上、いざと言う時に便利なSolarisプチネタでした。(^-^;