将来はスマートフォンがバベルフィッシュになるそうです

こちらのサイトでSymbianのデビッド・ウッドさんが今後のスマートフォンの進む方向を語られていますが、その中のスマートフォンは英国のSF小説銀河ヒッチハイク・ガイド』に出てくる空想上の魚で耳に入れるとどのような言語でも翻訳してくれる『バベルフィッシュ』に向けて順調に進化している話が非常に興味深いです。

以前、海外出張に行った際にこの小説の著者のダグラス・アダムズさんの講演を聞く機会が有ったのですが、パンフレットを良く読んでなく、会場に現れて直ぐに聴衆からドッカン、ドッカンと笑いを取っていたダグラスさんをコメディアンか何かかなと思って講演を聞いていたら、(恐らく)話の内容がアメリカ人に受けるローカルネタだったので、余りにも退屈だったので会場から抜け出してしまったのですが、講演後、パンフレットを良く読んでみると、あのダグラス・アダムズさんだったのでもっと良く聞いておくんだった〜と後悔しました。(^o^;

また何処かでお話を聞くチャンスも有るさと思っていたら、悲しいことに約2ヶ月後にダグラスさんは心臓発作により急逝されてしまいました。

この小説はかなり昔にパソコンゲームとして販売されていたので、そのゲームに影響されて小説も読んだことが有り、ダグラス・アダムズさんのファンだったのですが、わずか十数分しかお話を聞くことができませんでした・・・。


ちょっと興味が有ったので『バベルフィッシュ』で検索してみたら、こちらのサイトでGoogle Talkが『バベルフィッシュ』に一歩近づくと言う記事を発見したので少しだけ試してみました。

仕組みとしては、Google Talkでグループチャットを開始し、翻訳用ボットをグループに入れることで自分が入力したメッセージが翻訳されるようになります。


  • 2つのボットを含めたグループチャットを開始するとこんな感じで翻訳されます!


事前に言語を選択しておいて翻訳モードがオン/オフ可能になったり、翻訳精度が向上すると『バベルフィッシュ』にかなり近くなりそうですね。(^o^)/