Solaris環境におけるntp設定手順

備忘録としてSolaris環境におけるntp設定手順を記述します。

本来なら可用性や正確な時刻を保つために3つ程の外部ntpサーバを指定すべきですが、取り合えずntpを用いてサーバ時刻の同期を行うための手順になります。もっと詳しい手順が必要な方はぐぐってみてください。(他力本願です…)

  • ntp設定ファイル(/etc/inet/ntp.conf )を作成する
server <時刻を合わせたいntpサーバ>   <= 細かな設定を気にしないならこの一行で十分です

補足として、自分自身のローカルクロックを用いる場合は、以下のようなntp設定ファイルになります

server 127.127.1.1
  • OSを再起動する
# sync
# sync
# sync
# shutdown -i6 -g0 -y
  • OS再起動後、xntpdが常駐していることを確認する
# ps -aef | grep xntpd
  root  1059     1  0 14:40:20 ?         0:00 /usr/lib/inet/xntpd
  root  2636  1989  0 14:44:20 pts/ta    0:00 grep xntpd
  • OS起動後、5分程経過してからxntpd状態を確認する
# ntpq -p

補足として、Solaris 10の場合は以下のような手順でntpサービスを起動しておく必要が有ります

  • 起動
# svcadm enable ntp
  • 停止
# svcadm disable ntp


基本的には、他のUnixLinuxでも同様の考え方で設定できるはずです。複数のサーバが関連した障害が発生した際に各サーバのログファイルを比較しながら原因を究明するためには、各サーバの時刻が合っていることが重要になりますので、システム管理者の方は是非設定してみてください。(^o^)/